凜恋(リンレン) シャンプー・トリートメントの誕生秘話。
100年先の未来を大切にした、ライフスタイルに身近に寄り添うエシカルヘアケアブランド。
佐賀県加唐島産のツバキ油をはじめ、10種の国産植物由来成分配合のエシカルヘアケアブランド「凜恋(リンレン)」シャンプー・トリートメントのご紹介です!
「植物のチカラをたくさんの方に伝えたい」という想いから起業。オーガニックアロマスパやカフェを併設したライフスタイルショップ「SINCEREGARDEN(シンシア・ガーデン)」を運営し、原材料から製造まで一貫して国産にこだわったオーガニック化粧品ブランドを数多く展開する、株式会社ビーバイ・イー 代表取締役社長 杉谷様にお話をお伺いしました!
Contents
闘病生活で知った植物のチカラを多くの方に届けたい
―まずはじめに御社についてお聞かせください。
御社の成り立ちや事業内容など、どのような会社か教えてください。
弊社は、オーガニックのコスメや食品の開発・販売、リラクゼーションサロン等の運営を行っている会社です。
ともともは出版業界でファッション誌のライターの仕事をしていました。充実した日々を送っていたのですが、急に身体を壊して倒れてしまいました。そして、婦人病やアレルギーを患い、仕事をやめて闘病生活を送ることに。
もちろん西洋医学的な治療も行っていましたが、副作用なども強く、根本的に身体を治すために藁にもすがる思いで色々なものにトライして出会ったのが「植物療法」でした。自然の力は、心身ともにすごく穏やかに作用してくれて、病気が改善されていきました。
いざ体調が万全に戻ったときに、「これからの人生は、ナチュラルやオーガニックの良さを少しでも多くの方々に伝えていきたい」と思ったことが起業のきっかけです。
起業した当時(2004年頃)は、ナチュラル製品やオーガニック製品は日本ではあまり広がっていない時代で、そのほとんどが、海外から輸入された、一般の方にはなかなか手が出しづらい高価なものでした。
私の様に忙しく働く女性が増えていく中で、「ナチュラルなライフスタイルが、もっと身近にあれば、バランスよい生活ができるのではないか」と思い、それを伝えていく方法として商品やお店などを通してご提案しています。
私たちの商品を通じて、「自分が食べているものや経皮吸収しているもの、環境などについて少し見直してみようかなと考えるきっかけになっていただければいいな」と思っています。

「植物のチカラ」を家族みんなでもっと身近に感じてもらうために
―次に、御社のブランドについてお伺いしても宜しいでしょうか?
「凜恋(リンレン)」ができた、きっかけや背景、コンセプトを教えて下さい。
青山にオーガニックスパ、ショップ、ベジタリアンカフェを併設した路面店「SINCEREGARDEN(シンシア・ガーデン)」というお店を先に開始しているのですが、毎日のようにお店に来ることはなかなか難しいかと思います。
子育てをする友人が増えてきた頃、「もっと気軽にナチュラルやオーガニック製品に寄り添えるようになったら良いな」と考えるようになりました。オーガニック・ナチュラル製品をもっと広く伝えていくため、ブランド展開をしています。
老若男女問わず、家族みんなで使えるものが良かったので、化粧品などではなく、シャンプーやトリートメント、ボディーソープなどをメインとした「凜恋(リンレン)」を立ち上げました。
―ヘアケアのブランドがあるのはそのような理由だったのですね。確かに、日常的に使うものなのでオーガニックを身近に取り入れやすいと思います。
「植物の力を広めたい」ということが根底になるので、私にとっては商品もお店もそのツールのひとつなのです。
100年先を大切にしたい。
安心・安全のサステナブルブランド
―コンセプトとして大切にされていることはどのようなことか教えて下さい。
たまたま、ゆずの皮が大量に捨てられているという話を聞き、廃墟するにもお金がかかるために、廃業に追い込まれる農家の方々がいるという実態を知った時、「これだ・・・!」と思いました。
「私たちが未利用資源原料を使った成分を作ることができれば、農家の方々は無駄がなくなり、消費者もフレッシュな香りのものを使うことができる。」と。
“皆さんがハッピーでいられる社会の循環の仕組み”をつくったわけです。地方創生の一役になれるようなブランドが、「凜恋(リンレン)」です。

そこには、「今という目線だけではなくて100年先のためになるといいな」という想いがあります。
容器には、植物を原料とする「バイオペット」を使用しているので、普通のペットボトルよりも二酸化炭素(CO2)を削減出来ます。全ての成分に科学的なものは入っていないので、シャンプーやトリートメントをした後の排水で環境を汚すこともありません。
そもそも作る工程で循環する仕組みを作っているので、100年先に美しい地球を残し、100年先に生きる子供達が安心・安全かつ健康であるためのものなのです。それが「凜恋(リンレン)」というブランドです。
「凜恋(リンレン)」だけではなく、弊社の全てのブランドが、「地球や社会に対して良い循環の仕組みを創ること」を大きなテーマとしています。

社会の循環の仕組みを常に考えた商品づくり
―100年後の未来を見据えた循環作り・・・、身体の健康だけではなく、環境や雇用などについても考えられていてとても感銘を受けます。
他のブランドで言えば、製造工程において、障がいを持った方々の施設で作っているものもたくさんあります。
障がい者の方の平均的な雇用賃金が、月収2万円以下といわれています。弊社の社員の中にも子供が障がいを持って生まれてきている方もいるのですが、子供が今後どのように暮らしていくのか不安だと思います。
すべての方々は平等です。障がい者の方々が、ブランディングされるものに携わっているという実績をどんどん作っていきたいと考えています。
もちろん、それ簡単なことではありません。1日の就労時間が限られているなど、さまざまなことがあります。ですが、何かをやっていかないと変わっていきません。
「NEROLILA Botanica(ネロリラ ボタニカ)」という弊社の代表的なスキンケアブランドがあるのですが、そちらの製造工程はほとんど障がい者施設にお願いしています。
それも全て含めて循環の仕組みです。株式会社ビーバイ・イー は、「どのような社会の中で貢献ができるのか」を常々考えています。

経皮吸収も食べることと同じこと。
クオリティーにこだわった国産原料の使用
―ありがとうございます。次に商品についてお伺いさせて頂きます。
商品を開発するにあたって、こだわりや特徴を教えて下さい。
私たちは、肌に負担がかかる合成ものは使わないことを約束しています。それは身体と環境にとって、優しくて安心・安全であるということを担保するという意味です。
ユーザー様に安心してお使いいただくために、使用している植物成分や不使用成分など、ボトルの後ろに全て記載するようにしています。
―原料の産地まで記載していてすごいですね・・・!はじめて見ました。
産地表示がされている食品がすごく増えてきていますが、それによって消費者が安心して食品を選ぶことができますよね。
私たちは、食べることも経皮吸収することも、“体内に取り入れる”という点では、全く同じと考えています。全て国産原料を使用し、原料の産地まで、私たちがすべて管理し、お客様の元にお届けしています。
また、天然由来だからこそ“使用感”にもこだわっています。
化学成分は、「手触りが良い」「香りが立つ」など使用感を良くするところが様々にあります。
すごくナチュラルで良いものでも使用感があまり良くなければ、やはり使い続けることは、なかなか難しいと考えているので、私たちは、“オーガニック原料だけで化学成分が入っているものと同じくらいのクオリティーをいかに出せるか”ということにすごくこだわりを持っています。

―実際の使用感はどのような感じなのかを聞かせください。
「凜恋(リンレン)」のヘアケアシリーズには、「ローズ&ツバキ」「ユズ&ジンジャー」、「ミント&レモン」3つあるのですが、どれも使用感も泡立ちも良いです。
・「ローズ&ツバキ」
ツヤと潤いを与える。まとまりやすい、しっとりとした使用感。
・「ゆず&ジンジャー」
ハリとコシを持たせる。ふんわりとした、さらさらとした使用感。
(私も実際に使わせて頂きましたが、)
・「ミント&レモン」
健康的な美しい髪の毛に導く。切れ毛や枝毛でお悩みの方にオススメの薬用スカルプケアシャンプー。
高品質のナチュラルコスメにこだわるからこその苦悩
―開発するにあたって、苦労されたはどのような点ですか?
いつも大変です(笑)。
例えば、椿オイルは、タネから取り出すことができるのですが、加熱するとオイルが多く取ることができるので、ほとんどは加熱する方法で生産されます。加熱するとということは、栄養素を壊すことになります。
「ローズ&ツバキ」で使用している椿オイルは、佐賀県の加唐島の方々が、非加熱ですべて手作業で絞り出し、丁寧にろ過をしているため、素材本来の香りや成分を残した品質が高い希少な椿オイルです。
本当に素晴らしい原料でも、まずそれが商品として本当に使えるかという検証します。また、年間の生産ラインと用意してもらう量が合うかどうかの基盤の調整が必要です。今ある原料と、来年取れる原料の調整しないといけないのですごく大変です。
―開発には、どのくらいの時間がかかったのでしょうか?
商品を作るのに、開発から発売まで2年くらいです。いつも1年後や2年後のことを企画してます。
体や心、髪の毛や頭皮にきちんと作用するパワフルな成分という、全てがリンクしない限り製品には出来ないので、そのくらい時間をかけています。
自分が本当に魂を込めているものなので、困難な事もなんとか越えて行こうと思えます。全てのブランドに大切にしています。
「植物のチカラの素晴らしさ」を伝えるための全国展開
―どんなユーザーに使われていますか?使ってほしいですか?
全国の皆さんとオーガニック製品との接点を作りたくて、この製品を開発したので、ドラッグストアやコンビニエンスストアなどに置いていただいています。現在では、約3000店舗に展開しています。
ラッグストアなどで販売されているシャンプー・トリートメントのほとんどが、500mLで500円前後に対して、「凜恋(リンレン)」は2000円します。いっしょに並べて金額帯だけで見るとすごく高いと思いますが、中身に“こだわり”があるため、どうしてもその価格帯になってしまいます。
10年間ドラッグストアで勝負することは、なかなか大変な事なことですが、それがずっと叶っているということは、お客様たちもその良さに共感していただいてリピートしてくださっているということです。
「凜恋(リンレン)」を通して、「天然の香料ってこんなにフレッシュなんだ」とか、「シリコンが入っていないものはこんなにも髪の毛や頭皮が変わってくるものなのだな」とか、ナチュラル製品の良さやナチュラル製品自体を知った方がたくさんいらっしゃるのかなと考えています。

自社サイトでも販売していますので、ぜひご覧いただけますと幸いです。
▼凜恋(リンレン)公式サイト
▼株式会社BbyE HP
自分をもっと愛してあげてほしい
―最後に、この記事を読んでいる方にコメントをお願いします。
今のこのコロナのことで、より皆さんが地球についてや人生について考えが深まっているのではないかと思っています。
今後も、生活がより便利で豊かなものに高まっていくと思っています。皆さま、お仕事などいろいろなことで大変な方々が多いと思いますが、今課題に思っていることや感じていることに向き合っていただけたらと思います。
私たちも、今感じている課題に対して、プロダクトやお店を通じて皆さんにこれからもご提案していきたいと思っています。
また、すごく「愛の時代だな」と感じています。まず、自分をもっと愛するということが重要かなと。「自分自身を愛してあげることができるからこそ、誰かを愛することができるんじゃないか」とすごく思います。
周りの方々から社会貢献していると仰っていただけるのですが、基本的には「自分がやりたいことをしているだけ」なんです。私にとって、それ自体が自分を満たすもの。
自分を満たしていることが、結果的に社会のどこかで役に立っているということは、とても幸せなことだと感じています。
ですので、みなさん、まずはわがままでいいのかなと(笑)。
皆さん、自分のことを大切にして生きてください。それが次の日本や次の社会を開いていくことになるのではないかなと思っています。
本当に、自分自身をすごく愛してあげてほしいなと思います。
―ありがとうございました!
植物のチカラを広めることや地球や社会を大切にする熱い想いがとても伝わってきました。
社会的な課題に対してアプローチする商品というのは、なかなか無いので本当に素晴らしいなと感じました!今回の取材をきっかけに、皆様といっしょに身体や環境について考える機会になれたら嬉しいなと思います。
実際に「ユズ&ジンジャー」を使わせて頂きましたが、髪の毛がサラサラふんわりの仕上がりで、優しい使い心地とゆずの香りに日々癒していただいております。
皆さも一度試してみてはいかがでしょうか?
今回のプレゼント商品は、「凜恋(リンレン) シャンプー・トリートメント ユズ&ジンジャー」を抽選で3名様にプレゼント★
詳しくは、下記Twitter内容をご確認ください。
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— OUR STORY (アワーストーリー)-私たちの物語- (@our_story0701) October 15, 2020
株式会社ビーバイ・イー様の
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10/29(木)〆
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