SNSでも大人気!”日本独特の文化や美意識、伝統をテーマにした日本製香水”J-Scent誕生秘話

相手に好印象を与えるため、気分を上げたり、落ち着かせたりするため、汗や体のにおいを抑えるためなど、香水の使用目的は人によって様々ですが、古来から日本人にとても馴染みの深い『香り』。

そんな『香り』で日本独特の文化や美意識、伝統をテーマにした日本製香水ブランド” ジェイセント [J-Scent] “を展開する有限会社ルズの八木さんにお話を伺いました。

 

 

― はじめまして。まずはじめに御社についてお聞かせください。
 御社の成り立ちや事業内容など、どういった会社か教えてください。

はじめまして。

弊社、有限会社ルズは、日本では数少ない香りの専門工場を持ち、オリジナル香水や香り関連製品の企画開発製造、香水のOEM事業等を行っております。

前身は香水の通販をおこなう会社でしたが、2001年に有限会社ルズを設立しまして、2004年発売のオリジナルブランド『PINK TYPHOON(ピンクタイフーン)』は当時、日本発の本格フレグランスとしてヒット商品になりました。

これまで日本の香水製造の先駆者として20年以上培ってきたノウハウを活かし、企画、香りデザイン、製造、販売に至るまで一貫して自社でおこなう「日本製の」オリジナル香水を手掛けています。

花見酒・ラムネ・和肌・力士” 日本がテーマの香りは全19種類

御社ではPINK TYPHOON以外にも様々なブランドを展開されておりますが、 
 ブランドができた、きっかけや背景、コンセプトを教えてください。

現在、男性がイメージする女性らしい香りがテーマになっている”PINK TYPHOON(ピンクタイフーン)”、1月から12月それぞれの月の収穫物をテーマにした”Crop(クロップ)”、そして、弊社を代表する看板ブランド”J-Scent(ジェイセント)”という3つのブランドを展開しております。

”J-Scent(ジェイセント)”は、2020年2月で3周年を迎え、現在19種の香りがありますが、そのどれもが日本独特の文化や美意識、伝統がテーマになっています。

”OEMで数千を超える香りづくりに携わってきた経験を活かし、さらにクオリティの高いメイドインジャパン香水を作ることができないか。”という想いから生まれたのが、この”J-Scent(ジェイセント)”誕生のきっかけです。

 

― 『ラムネ』や『力士』など、ネーミングがとても面白いですね!
 この19種類の中でも、人気の香りはどちらになるんですか?

どの香りにもファンがいるので、選ぶのが難しいですね。
ただ、この”J-Scent(ジェイセント)”は「和」がテーマになっていることから、日本の四季に通じるものがあるので、人気の香りも季節で移り変わります。

今の時期は暑いので、「ラムネ」や「紙せっけん」が好評ですね。

第4弾目に発売された商品「和肌(Yawahada)」は、発売以降継続して人気No.1になっている、”J-Scent(ジェイセント)”を語る上で外せない香りです。川端康成の『眠れる美女』をモチーフにした香りで、「モテ香水」としてSNS上で紹介されることが多いです。

第一弾の「ほうじ茶」は発売当時の“ほうじ茶ブーム”と重なり、いくつもの地上波のTV番組で紹介いただきましたし、「力士」もその名のインパクトから、SNSで話題になりました。「花見酒」は有名人の方が愛用の香水として度々YouTubeなどで紹介してくださっています。

 

 

日本を飛び出し海外で評価される香りも誕生

また、2018年発売した「黒革(Black Leather)」は、英国ロンドンで美容健康業界の情報を発信する雑誌社HPCi Media主催する「Pure Beauty Global Awards 2019 」で、世界30か国以上、500ブランドを超えるエントリーから各部門ファイナリストに絞られ、Best New Niche フレグランス賞を受賞しました。

このことはルズの海外進出の自信もなり、社内でも改めて”J-Scent(ジェイセント)”の拡大に期待が高まった出来事でした。

 

”J-Scent(ジェイセント)”の一番の特徴やこだわりはどういった点になりますか?

ありそうでなかった和の香り。想像力を掻き立てる香り。というところは大きな特徴だと思います。

例えば、「花見酒(Hanamizake)」香りは、お花見会場を満たしていたお酒の匂いに着想を得て開発を始めた香りですが、香水のトップ、ミドル、ラストと言う香りの揮発性の違いによって変化していく構造を最大限に活かして、香り立ちのトップノートである華やかで儚い吟醸香から、ミドルノートの懐かしい甘みを持った桜をイメージした香りに変化していき、ラストノートは肌なじみの良いムスクの香りが現れて心地よい残香を作り出すことで香水として成立させています。

また、ユニセックスで使える香水。というところもこだわりです。

香りはもちろんですが、パッケージやボトルも、性別や年代を問わず手に取っていただきやすく、ご愛用いただきやすいシンプルさを重視してデザインをしています。

 

― 逆に、この商品を開発するにあたって、苦労されたのはどういった点でしたでしょうか?
 ちなみに、どのようなことに心がけて開発や販売などをされていますか?

苦労したのは漠然とした香りのイメージから、実際に肌に付けられる香水として成立させることです。

これができたのは弊社開発担当者の10年以上の経験や研究があってこそで、その経験と感覚がなければ道筋の検討すらつかず、苦労は今以上に多かったはずです。

そして、テーマをもとに香りができあがると次はネーミングを決めていくのですが、これもとても苦労する工程のひとつです。毎回、我が子に命名するような気分で頭を悩ませ、意見を交わします。

”J-Scent(ジェイセント)”として発信していきたいことや譲れないことは多々ありますが、香りの業界にもトレンドがありますので、世の中の流行やニーズには、目を光らせて開発をおこなっています。

―テーマに沿った香りを表現するのはもちろん大変そうですが、
 香りにあったネーミングを決めるのも一苦労ですね!

 

―漠然としたイメージを香りで表現しなくてはいけないので、
 新商品を出すとなると、かなり開発に時間が掛かりそうですね。

そうですね。香りによってまちまちですが、香水の企画から販売までは、非常に時間がかかります。

長いと2年以上かかって、やっと発売にこぎつけた。というものもあります。

着想から初めのサンプルまでは2か月程度でも、その後の改良や課題の打開策が出るまで数か月かかったりします。

また、色々なプロジェクトを進める中で、常に一つの物事が動いているわけではありませんので、他の案件を進める中で解決の糸口が見え再び取り掛かるなど、開発は進んだり止まったりを繰り返しながらゴールへ近づいていきます。

 

『日本から世界へ』
蔦屋書店など全国をはじめ、海外の香水専門店でも展開


こちらの商品は、どういった所で売られているか教えてください。

主に蔦屋書店さんで取扱いをしていただいています。
その他に、下北沢のリルワゴンや、SHIBUYA SKY SOUVENIR SHOP 46階(※入場チケットが必要)でもお取り扱いいただいています。

オンラインでは弊社運営のLUZ-Store(https://www.luz-store.com/)、蔦屋書店さんのECサイトでも取扱いがあります。

J-Scentにはオードパルファン(香水)と、ロールオン容器のパフュームオイルがあるのですが、パフュームオイルの方は、弊社オンラインストアのほか、主に全国の東急ハンズさんを中心としたバラエティショップで取り扱っていただいています。

また、ルズは2019年に米国ロサンゼルスに拠点を設立しました。今では日本国内だけでなく、台湾に6店舗、アメリカ西海岸の香水専門店をはじめとした9店舗でも取り扱いがあります。「和」がテーマの繊細な香りは海外の方からも好評で、興味をもってくださる方が沢山います。

▶J-Scent取扱い店舗はこちら

”J-Scent(ジェイセント)”を愛用されている方はどんな方が多いですか?
 またはどういった方々に使っていただきたいですか?

男女問わず、幅広い年代の方にご愛用いただいています。

百貨店や専門店で売られている香水は、1万円以上するものが多いので、気軽にご購入いただく事は難しいと思いますが、J-Scentは3,500円(税別)という、比較的安価なお値段で販売しております。これには、より多くの方が香水を身近なものとして楽しんでほしい。という想いも込められています。

安価とは言え、香りは決して安物ではありません。クオリティには自信があります。弊社のエバリュエーターが熱意をもって試行錯誤し、完成させた香りには、計算された奥行きがあると実感していただけるはずです。

実際に店舗のイベントに来てくださる方にも、「香水って使ったことが無くて…」という方が多くおられますし、SNS上でも「香りものは苦手だけど、J-Scentなら大丈夫だった!」という方もおられます。

弊社のオンラインショップでは少量のサンプルも販売していますので、是非一度香りを試していただき、J-Scentの香りの世界に飛び込んできてほしいです。

―次に発売される香りは、どんな香りなのか楽しみです。

― 最後に本記事をご覧頂いているユーザー様へメッセージをお願いします。

この記事をきっかけにJ-Scentに興味をもってくださった方がいたら幸いです。

今年2020年は新型コロナウイルスの影響で海の向こうでの活動は先送りになってしまいましたが、J-Scentがテーマにしている日本の文化や伝統の魅力は、いつの時代も色あせないものだと信じています。だからこそJ-Scentの魅力はいつでも、どんな世代にでも受け入れていただきやすいのではないかと思います。

実は開発チーム自信作の新たな香りも開発中ですので、自粛・自粛の毎日をばねにして、活動に力を入れていきます。今後も日本国内のみならず、世界を視野に入れたJ-Scentの拡がりに注目してほしいと思います。

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